2500年以上の歴史を持ち、豊かな伝統文化に彩られた自然豊かな国、スリランカ。北海道の8割ほどの面積の島ですが、その魅力は溢れんばかりです。仏教とヒンドゥー教、シンハラ人とタミール人、異なる文化がぶつかり合い、時に融合しながら生み出した歴史の遺物は知的好奇心を大いに刺激することでしょう。また、高原の避暑地や海辺のリゾートでのんびりしながら日頃の疲れを癒すのもお勧めです。自分好みの楽しみ方を見つけに出かけませんか?
〜おすすめ情報〜Recommended Information
Photo Gallery
-
日本からのアクセス
スリランカ航空が成田より直行便を就航しています。また、キャセイパシフィック航空、大韓航空、シンガポール航空などのアジア系の航空会社も便利です。
-
パスポート・ビザ
パスポートの必要残存期間は入国時6ヶ月以上です。30日以内の短期滞在(観光、商用、通過等)の場合、ETA(電子渡航認証)の取得が義務付けられています。ETAは専用サイトよりオンライン申請できます。
長期滞在の場合は渡航目的や期間に対応するビザが必要となります。詳細につきましては在日スリランカ大使館(TEL:03-3440-6911)へお問い合わせください。
また、入国に際し、復路の航空券(または第三国へ出国する航空券)を所持していること、滞在期間に応じた十分な滞在費用を所持していることも必要となりますのでご注意ください。 -
気候
高温多湿な熱帯性気候です。年2回のモンスーンの影響を強く受けており、大きく2つに分けることができます。
WET ZONE(コロンボ・キャンディ・ヌワラエリア・ゴールなど)
山岳地帯の南西側に位置し、4~6月と10~11月の2回、雨期があります。それ以外の時期でも比較的雨が多いのが特徴です。年間の平均気温は24~27℃と高めですが、ヌワラエリアなどの高原地帯では、17℃と温暖です。
DRY ZONE(シギリア、アヌダダプラなど)
山岳地帯の北から東側に位置し、10~2月が雨期です。島の南西側よりも乾燥しており、特に6~8月は雨があまり降りません。年間の平均気温は26~28℃です。 -
通貨・両替・クレジットカード
スリランカの通貨単位はルピー(LKR)、補助通貨はセントです。
1ルピー=100セント 1ルピー≒0.6円(2019年8月現在)
ルピーへの両替は空港や市内の銀行、両替所で日本円から行えます。
また、外国人が利用するホテルやレストラン、ショップなどではクレジットカードも利用できます。 -
予防接種・医療事情
スリランカは黄熱に感染する危険のある国から来る、生後9か月以上の渡航者は黄熱予防接種証明書(イエローカード)が要求されています。詳細は厚生労働省検疫所のサイトにてご確認ください。
全体的に高温多湿なため、熱中症や消化器系の感染症には注意が必要です。また、蚊を媒介とするウィルス性の感染症もございますので、虫除けスプレーなどでの対策をお勧めします。コロンボ市内の医療水準は比較的良好で、一般的な疾患に対処できる私立病院がいくつかあります。費用も欧米諸国と比較すると安価ですが、治療費を保険や実費で負担できない場合は診察や治療を断られることもございます。また、高度な処置を要するため近隣諸国の医療機関への移送が必要となる場合もございます。渡航に際し、緊急移送サービスについての補償が十分な海外旅行保険への加入をお勧めいたします。 -
治安
スリランカの犯罪件数は年々減少傾向にありますが、日本人旅行者もスリやひったくり、置き引きなどの被害に遭っています。多額の現金や貴重品は持ち歩かない、夜間の一人歩きは避ける、セキュリティ対策の整ったホテルに宿泊するなど、十分な注意が必要です。また、日本語での声かけが被害の元となるケースが目立っています。見知らぬ人から日本語で声を掛けられた場合は警戒が必要です。
外務省海外安全ページも合わせてご確認ください。 -
その他
※ドローンの持込に関してはスリランカ当局の許可が必要です。無許可で持ち込み撮影を行っていた日本人が現地警察に身柄を拘束された事案も発生していますのでご注意ください。